■書籍の情報
2011.5.15
「みずほ」42号刊行のご案内
皆様には大変ご迷惑をおかけしております。2年ぶりに「みずほ」を刊行しま す。今号から年1回、刊行していきますのでよろしくお願い致します。
また、今号から表紙を刷新し、部数を削減して身軽な体制としました。これに 伴い、定期購読を廃止し、個人寄贈も終了とさせていただきました。これからも、弥生情報を発信する雑誌として、継続していくための対応です。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
今号の例会報告は「奈良県内の竪穴住居跡」です。これからも地道に取り組ん でいきます。その他、福井県西部・若狭地方の特異な遺跡や遺構の紹介、遠賀川式土器と遠賀川系土器について、朝鮮青銅器時代墓制の動向、12年ぶりの連載となる森岡さんの弥生彷徨ノートなど、興味深い内容の原稿を掲載することができました。
販売は5月28日に国学院大学で開催される考古学協会の図書交換会を予定しています。また、6月25日(土)に香川県埋蔵文化財センターで行われる弥生時代研究ネットワークの第1回交流会でも販売します。
その他、大阪府立弥生博物館ショップ、橿考研附属博物館ショップ、桜井市埋 蔵文化財センター、北九州中国書店、六一書房でも取り扱っていただいておりますので、ご利用方、よろしく願いします。
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「みずほ」 42号 1冊1,000円
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目次
- 巻頭言
- 弥生ランドスケープ・・・・・ 村田祐介 1
- 例会報告
- 奈良県弥生時代竪穴住居の集成・・・・・・豆谷和之 2
- 研究ノート
- 若狭における弥生時代前・中期の様相
−福井県小浜市府中石田遺跡の調査成果から−・・・・・・杉山拓己 22 - 府中石田遺跡における「五平柱」使用の掘立柱建物について・・・・・・井之口 茂 32
- 近畿北部における「弥生化」の諸問題
−小浜市丸山河床遺跡資料報告の紹介を兼ねて−・・・・・・伊藤淳史 44 - 二つの様式名−遠賀川式土器と遠賀川系土器−・・・・・・濱田延充 58
- 研究動向
- 朝鮮半島青銅器時代墓制研究の動向と課題・・・・・・平郡達哉 67
- 随筆
- 私の弥生彷徨ノートから(5)
関西大学博物館所蔵本山彦一コレクションにみる弥生の精華
−40年前の末永雅雄先生の講義を思い出しながら−・・・・・森岡秀人 84