■近畿弥生の会

■弥生文化博物館との共催情報

2022年度 弥生時代講座 聞いてなっとく 弥生の世界-遺跡・遺物からみた弥生時代研究-

より多くの方にご参加いただけるよう、応募は各回ごと個人で受け付けます。詳細はチラシをご覧ください。

第1回 8月27日(土) 午後2時〜4時
「弥生土器の始まりを考える」
 斎藤瑞穂(神戸市女子大学准教授)
東京・弥生町遺跡で発見した土器に「弥生式土器」の名を与えて、1世紀以上になります。
この間「弥生式土器」は「弥生土器」に変わり、弥生土器が指す対象も変わりました。
そしていま、その定義が再び揺れています。ここでは弥生土器の始まりを問い、その作業を通じていま一度「弥生土器とは何か」を考えてみようと思います。
応募締切:8月13日(土)必着
第2回 10月1日(土) 午後2時〜4時
「玉の流通にみる地域間関係」
谷澤亜里(奈良文化財研究所都城発掘調査部 研究員))
弥生時代には、碧玉製管玉、翡翠製勾玉、青色のガラスビーズなど、様々な玉が好まれました。
これらの流通ネットワークから、弥生時代の地域間関係と古墳時代会式におけるその変化を読み解きます。
応募締切:9月17日(土)必着
第3回 12月3日(土) 午後2時〜4時
「銅鏡からみた近畿弥生社会」
南健太郎(京都橘大学准教授)
弥生時代の日本列島では列島内外で製作された様々な銅鏡が出土しています。
近畿弥生社会における銅鏡の生産、受容、拡散の様相から、広域的・局所的な地域間関係、古墳時代への展開、そして銅鏡保有の社会的な意義について考えていきます。
応募締切:11月19日(土)必着
第4回 2022年2月4日(土) 午後2時〜4時
「弥生・古墳時代の水銀朱使用と神仙思想」
石井智大(三重県埋蔵文化財センター調査研究2課 課長代理)
水銀朱は、弥生・古墳時代に盛んに使われた赤色の顔料です。仙人の存在を信じる中国の神仙思想では、水銀朱は仙人になるために服用する薬の材料とされていました。
そのため、弥生・古墳時代の水銀朱使用にも神仙思想との関係を想定する説があります。こうした説について、考古資料から考えてみます。
応募締切:2023年1月21日(土)必着
場所
【第1回目】弥生文化博物館1階ホール・サロン
【第2〜4回目】池上曽根弥生学習館1階
※10月〜翌年3月までの弥生文化博物館臨時休館に伴い、会場を変更しております
定員
ホール80名、サロンでのモニター中継30名
申し込み方法
・新型コロナウィルス感染症拡大防止対策として、往復はがき等による完全事前応募制とします。
・【申込先】弥生文化博物館
対象
大学学部生、一般市民向け
申込方法及び当日の注意点
・電話・ファックス・メールでの受付はいたしません
・応募が定員を超えた場合は抽選とします。返信はがきにて結果をお知らせいたします(応募締め切り後にお送りします)。
・往復はがきの往信に氏名、住所、電話番号、希望する講演会を明記のうえ、返信にご自分の宛名をご記入ください。
・弥生文化博物館にご来館され、所定の用紙にご記入いただく方法もございます(9月末まで)。この場合は返信用はがきをご用意ください。
・講座当日は、当選通知の返信はがきをお持ちください。
・混雑を避けるため13:00より受付を行い、整理券を配布します。会場は13:30からです。
・当日定員に余裕があった場合でも事前申し込みのない方はご参加いただけません。
・参加にあたってはマスクの持参・着用をお願いいたします。


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