企画シンポジウム
2012年2月25、26日、第3回テーマ討論会「弥生集落の実像と動態を探る−モデル論を超えて−」を開催しました。
参加者は、134名でした。なお、シンポジウム資料集購入の希望の方は、北九州中国書店または六一書房で購入できます。また、2012年5月の日本考古学協会総会の図書交換会でも頒布予定です(予価1,500円)。
企画シンポジウム
「弥生集落の実像と動態を探る−モデル論を超えて−」
- ◆趣旨:
- 近年、弥生時代中期の大形集落に関しては、調査研究の進展を背景に、複数のモデルが提出され、集落像の理解に幅が見られるようになっている。今回のシンポジウムでは、提案されている集落モデルを念頭に置きつつ、近畿地方の各地域における弥生集落の実像と動態を探ることを全体の課題として、中期から後期への動態や地域間の比較も視野に入れた検討をおこなうことをめざしたい。
- ◆開催日:
- 2012年2月25日(土)・26日(日)
- ◆会場:
- 同志社大学今出川キャンパス明徳館1番教室
- 京都市上京区今出川通り烏丸東入
- ◆参加費:
- 無料。別途、要資料代(予価1,000円)
- ◆懇親会:
- 会費6,000円(予定)
- ◆主催:
- 近畿弥生の会
- ◆事務局:
- 企画シンポジウム実行委員会
- ◆問合せ:
- E-mail:kinkiyayoi@yahoo.co.jp
◆プログラム:
2月25日(土)
- 司会進行:
- 若林邦彦、桑原久男
- 13:00〜
- 開会挨拶・趣旨説明
- 13:30〜
- 記念講演:森岡秀人「弥生集落研究の40数年と未来に向けて
- ―学史に占める自分史の回顧と今後の課題―」
- 14:40〜
- 休憩
- 14:55〜
- 伊庭功「近江の弥生集落とその動態」
- 討議(15分) コメンテーター:近藤広
- 15:55〜
- 肥後弘幸「丹後の弥生集落とその動態」
- 討議(15分) コメンテーター:杉山拓己
- 18:00〜
- 懇親会
2月26日(日)
- 司会進行:
- 菅榮太郎、桑原久男
- 9:30〜
- 伊藤淳史「山城地域の弥生時代中・後期遺跡にみる集団の構造と動向」
- 討議(15分) コメンテーター:國下多美樹
- 10:30〜
- 濱田延充「河内・和泉の弥生集落−実態の解明に向けて−」
- 討議(15分) コメンテーター:大庭重信
- 11:30〜
- 休憩(昼食)
- 12:30〜
- 荒木幸治「摂津・播磨・淡路の弥生集落とその動態」
- 討議(15分) コメンテーター:寺前直人
- 13:30〜
- 土井孝之「紀伊北部の弥生集落とその動態」
- 討議(15分) コメンテーター:田中元浩
- 14:30〜
- 休憩
- 14:40〜
- 川上洋一「大和地域における中期から後期への集落動態」
- 討議(15分) コメンテーター:豆谷和之
- 15:40〜
- 休憩
- 15:50〜
- パネル討論司会:菅、寺前、桑原
- 17:20〜
- 閉会挨拶 近畿弥生の会